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日々狂々、怪談日和。

奇なるもの、鬱なるもの、内臓を直撃する話を書かせたら右に出るものはいない小説家にして、日本一陽気な怪談コレクター平山夢明。氏の恐るべき日常を綴った日記(ブログ)をまとめて大公開。

日々狂々、怪談日和。
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これを読めば『「超」怖い話』や『東京伝説』のあの話が如何にして氏の元に転がり込み、紡がれていったかが手に取るように解るだろう。まさに日々是怪談、異常が日常の世界である。怪奇・狂気が引き寄せられるがごとく集まってくる戦慄の実態、百鬼夜行の都会をそぞろ歩く氏の抱腹絶倒、阿鼻叫喚のドキミオン(随筆)をあなたへ...。

著者:平山夢明
発行元:竹書房(竹書房文庫)
発売日:2005/06/27
ISBN:978-4812421772
平山夢明

神奈川県生まれ。「週刊プレイボーイ」、「宝島」等で映画・ビデオ批評をしながら作家活動に入る。著書に『異常快楽殺人』(角川ホラー文庫)『怖い本』『メルキオールの惨劇』(ハルキ・ホラー文庫)『「超」怖い話Α』『「超」怖い話Ζ』『東京伝説 彷徨う街の怖い話』(竹書房文庫)『ミサイルマン』(光文社)などがある。2006年、「独白するユニバーサル横メルカトル」で第59回日本推理作家協会賞短篇部門を受賞。