「超」怖い話Τ（タウ）
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恐怖怪奇譚を取材するコツとはなにか。信じられない怪奇に出会った体験者は、その記憶の脳髄の奥底に澱のように貯めこんでしまう。それを取材する松村進吉は、あるときはあっけらかんと、またあるときは体験者に共感するギリギリの状況を作らなければならない。忘れ去りたい汚泥を掻き回した時に立ち上ってくる腐臭こそ、「超」怖い話の編集者が求めているものなのだ！
著者：松村進吉発行元：竹書房（竹書房文庫）発売日：2011/07/29ISBN：978-4812446447
松村進吉
1975年徳島県生まれ。2006年、『「超」怖い話』シリーズの新たな著者を発掘するべく行われた大会「超−1／2006」に優勝しデビュー。2009年からは五代目編著者として、本シリーズを牽引する。単著に『「超」怖い話X』同シリーズ『P』『T』、『異聞フラグメント 悪霊』同シリーズ『切断』、『学生怪談 夜は異界』など。共著にFKB『ふたり怪談』『怪談実話 饗宴』シリーズ、『怪談実話系ベスト・セレクション』など。現在、怪談専門誌『幽』にて「セメント怪談稼業」を連載中。
