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怪談実話 FKB話 饗宴4

怪談実話 FKB話 饗宴4
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お馴染みFKBのレギュラーメンバー、松村進吉、黒木あるじ、黒史郎に我妻俊樹、田辺青蛙、幽戸玄太、神薫らを迎えて、平山夢明が新たに選んだ、がっぷ獅子丸(ゲームプロデューサー兼季節文筆業)、佐藤佐吉(映画監督)、東良美季(ライター)、松村比呂美(小説家)、森下くるみ(女優、文筆家)が、大人気怪談アンソロジー饗宴シリーズに登場! ここに集録された恐怖譚は開けてはいけない扉を開いてしまっている。結果、つまらない日常の不安や不満を、副作用がたっぷりある実話が忘れさせてくれるのか...それともささやかな幸福感も骨の髄までしゃぶりつくされそうな実話が吹き飛ばして眠れぬ日々が続くのか...いずれにしても開いた扉から真冬でも冷たい汗をかくような体験談が忍び寄ってくる。もちろん、平山夢明書き下ろしも収録!

著者:がっぷ獅子丸佐藤佐吉平山夢明幽戸玄太我妻俊樹東良美季松村比呂美松村進吉森下くるみ田辺青蛙神薫黒史郎黒木あるじ
発行元:竹書房(竹書房文庫)
発売日:2013/01/29
ISBN:978-4812492840
平山夢明

神奈川県生まれ。「週刊プレイボーイ」、「宝島」等で映画・ビデオ批評をしながら作家活動に入る。著書に『異常快楽殺人』(角川ホラー文庫)『怖い本』『メルキオールの惨劇』(ハルキ・ホラー文庫)『「超」怖い話Α』『「超」怖い話Ζ』『東京伝説 彷徨う街の怖い話』(竹書房文庫)『ミサイルマン』(光文社)などがある。2006年、「独白するユニバーサル横メルカトル」で第59回日本推理作家協会賞短篇部門を受賞。

松村進吉

1975年徳島県生まれ。2006年、『「超」怖い話』シリーズの新たな著者を発掘するべく行われた大会「超−1/2006」に優勝しデビュー。2009年からは五代目編著者として、本シリーズを牽引する。単著に『「超」怖い話X』同シリーズ『P』『T』、『異聞フラグメント 悪霊』同シリーズ『切断』、『学生怪談 夜は異界』など。共著にFKB『ふたり怪談』『怪談実話 饗宴』シリーズ、『怪談実話系ベスト・セレクション』など。現在、怪談専門誌『幽』にて「セメント怪談稼業」を連載中。

黒木あるじ

山形在住。映像カメラマンとしての顔も持つ。FKBシリーズ『震』『痕』『穽』『叫』(竹書房ホラー文庫)、『無残百物語 ゆるさない』(MF文庫)、共著に『鳥肌ゾーン』(ポプラ社)ほか。映像監修にDVD『みちのく異界遺産』(荒蝦夷)。

神薫
静岡在住。元医者。著書に研修医時代の怖い思い出を綴った『女医裏物語−禁断の大学病院、白衣の日常』(文春文庫)がある。FKBでは『饗宴1、2、4』に参加。自身も同人誌を制作、コミケにもよく出没しているとか。
我妻俊樹

歌人。怪談作家。2005年、第三回ビーケーワン怪談大賞で大賞受賞。短歌や創作怪談というジャンルで日常と非日常の境目にある恐怖を作品化する。代表作にFKB『実話怪談覚書 忌之刻』を刊行。共著に『てのひら怪談』シリーズ(ポプラ文庫)など。