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「超」怖い話Μ(ミュー)

「超」怖い話Μ(ミュー)
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伝説と呼ぶのに相応しい一時代を築き、「超」怖い話をスターダムにまで押し上げた鬼才、三台目編著者の平山夢明が本書をもってシリーズを卒業する。すでに冬版で執筆している新人、久田樹生と松村進吉を従え、最初で最後の最恐チームを結成、究極の実話怪談に挑む。怪異ではなく、恐怖を描く。恐怖を描くために、人を描く。人の心理をあぶり出す。そうして初めて純度の高い恐怖が奇跡のごとく浮かび上がってくる。実話ゆえの凄み、読み物としての面白さ、その二つを兼ね備えた最上級の怪談のみを収録した。厳しいジャッジのもと、収録とならなかった作品は無論山の如し。「ガチ怖」に拘る平山スピリットを果たして新人二人は継げるのか?平山夢明、渾身の置き土産をご堪能いただきたい。

著者:平山夢明
発行元:竹書房(竹書房文庫)
発売日:2008/07/07
ISBN:978-4812435328
平山夢明

神奈川県生まれ。「週刊プレイボーイ」、「宝島」等で映画・ビデオ批評をしながら作家活動に入る。著書に『異常快楽殺人』(角川ホラー文庫)『怖い本』『メルキオールの惨劇』(ハルキ・ホラー文庫)『「超」怖い話Α』『「超」怖い話Ζ』『東京伝説 彷徨う街の怖い話』(竹書房文庫)『ミサイルマン』(光文社)などがある。2006年、「独白するユニバーサル横メルカトル」で第59回日本推理作家協会賞短篇部門を受賞。