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怪談実話 FKB饗宴6

身震い止まらぬ極上の恐怖譚を贈る「饗宴」シリーズ第6弾。今回も平山夢明に招集された12名が参加、暗黒に華を添える。

怪談実話 FKB饗宴6
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病に倒れた父親を助けたのは...「蝋燭」(福澤徹三)、焼け跡に出るという幽霊の正体は「霊のウワサの真相」(小林玄)、昔作った奇妙な鬼の土鈴がある日牙を剥く「土鈴」(黒史郎)、サークルに置かれた板の異変「眉毛」(我妻俊樹)、子どもと老人、あの世とこの世の境を紡ぐ「童怪」「老怪」(黒木あるじ)、怪異と日常の新感覚怪談「珍妙なひとたちと怪異談」(伊計翼)、驚愕の独白「ある売春婦の話」(花房観音)。
新たな書き手として、精神科医でもある春日武彦、映画監督の平野勝之、放送作家の吉村智樹、小説家の間瀬純子、ライターの多田遠志。平山夢明自身の書き下ろしも収録。

著者:平山夢明
発行元:竹書房(竹書房文庫)
発売日:2014/09/25
ISBN:9784812499320
平山夢明

神奈川県生まれ。「週刊プレイボーイ」、「宝島」等で映画・ビデオ批評をしながら作家活動に入る。著書に『異常快楽殺人』(角川ホラー文庫)『怖い本』『メルキオールの惨劇』(ハルキ・ホラー文庫)『「超」怖い話Α』『「超」怖い話Ζ』『東京伝説 彷徨う街の怖い話』(竹書房文庫)『ミサイルマン』(光文社)などがある。2006年、「独白するユニバーサル横メルカトル」で第59回日本推理作家協会賞短篇部門を受賞。